はじめに
みなさん、普段英語学習をする際、どのように単語や熟語などを覚えていますか?
恐らくほとんどの方が単語帳を購入し、赤シートで隠したり、ノートに書き写したりして覚えているかと思います。
それって本当に効率的ですか?
こちらの記事では、より効率的に英単語や文章を覚えるためにおすすめのアプリについてご紹介します。
なぜAnkiアプリなのか?
私が思うAnkiアプリの価値は次の3つになります。
- 脳の仕組みを理解した出題タイミング
- 画像の挿入が可能
- クロスプラットフォーム
1. 脳の仕組みを理解した出題タイミング
まず始めに、効率的に物事を覚えるには、脳の記憶の仕組みに従う必要があります。
今回紹介するアプリ「Anki」はエビングハウスの忘却曲線という脳の記憶の仕組みを基に
出題をしてくれるので、ちょうど忘れそうな時に出題してくれたり、そもそも覚えているものは出題しないようにしてくれるので暗記効率が格段に向上します。
2. 画像の挿入が可能
こちらも脳の仕組みに関連するのですが、人間は言葉だけで何かを覚えるよりも、写真や絵とセットで覚えた方が記憶への定着が格段に良いと言われています。こちらのアプリでは、回答の日本語にセットで画像を添えることができるので、Google画像などで取得した画像とセットで単語を暗記することができます。
3. クロスプラットフォーム
こちらのアプリは単語帳を自作するため、覚えたい単語や文章を自分で入力する必要があります。画像などを入力する際は特に、PCとキーボードで入力する方がスマホより圧倒的に早いかと思います。そのため、PCで一気に単語帳を作成、暗記はスマホで空き時間にいつでもどこでもできるという状態にすることが可能です。
使用方法
百聞一見にしかず、ということで下記の動画がYoutubeの中で一番使用感を掴めるかと思います。 2:40〜4:03くらいまで見ると、単語帳の中身作成->暗記の流れが見れます。
私の使い方
最近は英語の勉強から離れていたのですが、1,2年前使用していたものがあったので公開します。
まずは、Deck(トップ画面)がこちらになります。

いろいろなものを勉強していたこともあり、フォルダが散らかっていますが、
基本的には、次の3点に分けて作成していました。
- 学習したいジャンル(政治等)
- シチュエーション(ご飯の注文方法など)
- 学習ソース(youtubeや文法書など)
この振り分けによって、取引先のアメリカ人とのミーティング前や英語しか話せない友人と遊ぶ前などに、この日にはこういう話題が上がりそうだから、このフォルダをコンプリートしておこう!みたいな形で、効率的に頭に入れていくことができました。
中身はこんな感じになっています。

Againは間違えた時、Hardは答えが出かかってたけど諦めた時、Goodはちょっと時間をかければ思い出せた時、Easyは一瞬で答えがわかった時とするよう自分の中で使い分けをしています。
各項目の上に10mや10dと書いていますが、こちらは次に出題されるまでの時間を表しています。こちらの例で言うと、Hardを押しても10日間出題がされないということになります。
無料の英単語帳

下記の記事にて、私がプログラムで作成した、ANKIで使用できるエンジニア向けの英単語超データを配布しています。誰が作成したデータを使用したい場合はこちらをダウンロードして、使用してみてください!

アプリダウンロード方法
ダウンロードリンクはこちら
PC版ダウンロード: https://apps.ankiweb.net/
iOSダウンロード: https://apple.co/3es3NBK
Androidダウンロード: https://bit.ly/34ECMGF