みなさん、こんにちはほし@オランダ在住プログラマーです。こちらでは以前私のツイッターで紹介しました、AWSリソースの権限に関する公式ツイートを参照して英語の解説をしていきます。
ツイートの内容
まずはこちらがツイートの内容になります。
🧑💻今日のエンジニア英単語集👩💻
⭐️restrict 制限する
⭐️specific 特定の
⭐️how to do A Aのやり方
⭐️define 定義する
⭐️least-privileged persmmimions
最も権限のないパーミッションどれもドキュメントでは頻繁に現れます📰💡 #駆け出しエンジニアと繋がりたい https://t.co/g07FJ9a4hK
— ほっしゃん@エンジニア&英会話講師🧑💻💡 (@hossyan_eng) April 9, 2020
こちらで紹介した単語は既に覚えていただいたものとして、今回紹介する翻訳の3ステップを使用して、翻訳していきます。
翻訳の3ステップ
こちらのブログでは翻訳を下記3ステップで行っていきます。
- 熟語毎に分解
- 分解した文を翻訳
- 結合
今回のツイートについては2文章あるので、3ステップを2セット行っていきます。
まず、AWSのツイート内容のみを抜き出したものはこちらになります。
Want to restrict actions on your AWS resources to specific services? Here’s how to define least-privileged permissions for actions called by AWS services
こちらを2文章に分けます。
Want to restrict actions on your AWS resources to specific services? Here’s how to define least-privileged permissions for actions called by AWS services
それでは翻訳していきましょう!
翻訳
1つ目の英文
ステップ1 熟語で分解
1つ目の英文を抜き出したものがこちら。
Want to restrict actions on your AWS resources to specific services?
こちらを分解すると、
Want to restrict actions on your AWS resources to specific services?
のように、4つのブロックに分解できます。
ステップ2 分解したものを翻訳
ブロック 1/4
Want to do A
についてですが、こちらは Do you want to do A? の省略形になります。
ブロック 2/4
次の文章は、ツイートで少し紹介していますが
restrict A to B
Bに対してAを制限する
という構文になっていますので、こちらは覚えておきましょう!
ブロック 3/4 & 4/4
そしてAとBが何かというと下記の文
actions on your AWS resources to specific services?
AはAWSのリソース上でのアクション、Bは特定のサービスという意味になります。
ステップ3 翻訳内容の結合
ステップ2で翻訳した内容を結合すると下記のような文章になります。
Want to restrict actions on your AWS resources to specific services?
特定のサービスに対してAWSのリソース上のアクションを制限したいですか?
いかがだったでしょうか? 同じ方法で文章2も訳してみましょう!
2つ目の英文
ステップ1 熟語で分解
2つ目の英文がこちら。
Here’s how to define least-privileged permissions for actions called by AWS services
こちらを分解すると、
Here’s how to define least-privileged permissions for actions called by AWS services
のように、こちらは5つのブロックに分解できます。※1
ステップ2 分解したものを翻訳
ブロック 1/5
まずは始めに、
Here is 〜
というフレーズがありますが、こちらはエンジニア関係なく色々な場面で非常によく使うフレーズになります。「こちらが〜になります」みたいな意味になるのですが、こちらは日本語であまり使わない言い回しなので、使い慣れていないとむむっ?となるポイントかもしれません。
ブロック 2/5
how to do A
こちらはツイートの解説通り、「Aのやり方」になります。
ブロック 3/5
define A for B
こちらもdefineについては解説しましたが、forという単語が入っています。define A for B と一つの型として覚えても大丈夫ですし、for は「〜のため」と覚えておいても良いかもしれません。
ブロック 4/5 & 5/5
least-privileged permissions for actions called by AWS services
Aに関しては、ツイートで紹介の通り「最も権限のないパーミッション」になります。
BはX called by Y「Yに呼びされたX」と翻訳できます。※2
ステップ3 翻訳内容の結合
ステップ2で翻訳した内容を結合すると下記のような文章になります。
Here’s how to define least-privileged permissions for actions called by AWS services
こちらがAWSサービスによって呼び出されたアクションのための最も権限のないパーミッションの定義方法になります。
終わりに
いかがだったでしょうか?3ステップで行ったように、英文を翻訳する際は、まず構成に着目し分解、そしてまとまり毎に翻訳すると理解しやすいかと思います。
今回の記事で出てきた英単語を一つも知らなかった!という方は単語帳を購入して基礎単語の暗記から始めるといいかもしれません。

※1 分解については、今回行ったものよりさらに細かく行うことができますが、このブログでは、英文を1単語ずつどう変形し活用されているか?は考えずに、ある程度ブロックでまるっと覚えてしまおうという方針にしていく予定です。
※2 こちらもcalled by Aのような熟語がある訳ではないのですが、こちらも※1で述べたように、ブロック毎覚えてしまおうという方針に基づいて紹介しています。