日記

【これで移住できるかすぐ分かる!?】CRSの計算方法を読み解く【カナダ永住権取得】

はじめに

は?の人
は?の人
は?カナダの公式ページみたけど、CRSの計算意味わからへんわ…

みなさん、こんにちはほっしゃんです。前回の記事の内容を掘り下げた記事(備忘録)として、カナダの永住権申請時に計算されるCRSについて詳しくみていきたいと思います。

【カナダ移住までの道のり vo.1】永住権の取得方法【公式ページ解説】カナダ移住を考えているみなさん、永住権の取得方法は完全に理解していますか?こちらでは、カナダの公式ページにある情報を日本語でわかりやすくまとめています。永住したい人必読です。...

CRSとは?

下記の記事でも紹介しましたが、CRSはComprehensive Ranking Systemの略で、カナダ政府が「あなたはカナダで永住権を取得するにふさわしい人間か?」を判断するためのポイント制度のことになります。

全部で何ポイントあるの?

ポイントの最大値は1200ポイントとなりますが、合計値は1200ポイントを超えることがあります。

もう少し詳しくお伝えすると、項目によっては、項目一つで600ポイントみたいなチート項目があるのですが、600ポイントを超えたら、同セクションが何ポイントあろうと、600ポイントのままであるということです。詳しくは、次の章でみていきます。

何ポイントで永住権取れるの?

Express Entry results: Previous rounds of invitations によると、2020年は455~808が取得の最低ラインとなっています。(2020/5/7現在)

2019年は438~475で、昨年と比べるとレンジ幅大きすぎない!?と思った方もいるかもしれませんが、Number of invitations issuedが少なかった、つまりドローで選ばれる人数が少なかった=抽選倍率が一時的に高くなったことが原因となっているようです。

とりあえず、最低ラインは450と頭に入れておくと良さそうです。

CRFをざっくり解剖してみる

まずはどのようにCRFが計算されるのか、公式サイトは初見だと分かりにくかったので、もう少し理解しやすいようにしてみます。

全部で3セクション存在する

セクションは全部で下記の3点が存在し、この3点をもって「カナダに利益をもたらす可能性が高い人材」を仕分けているということになります。

  1. Human Capital Factors(A+B)
  2. Skill Transferability
  3. Additional factors

3セクションで判断される内容とセクションの意味

1. Human Capital Factors (500/1200ポイント)

下記の内容が問われるようになっています。

  1. Age   110
  2. level of education   150
  3. English and French level   160
  4. Canadian Work Experience   80

要約すると

あなたはそれなりに賢くて若くてカナダで働くための能力を持ち、カナダでもやっていけますか?

ということを問いたいようです。500/1200ポイントをここでもらえるということは、このセクションで満点を取れれば永住していいよ!ということになりそうです。

2.  Skill Transferability Factors (100/1200)

日本語にすると「スキルの移転能力」となり、よく意味がわかりませんが内容をみていきましょう。

  1. With good/strong official languages proficiency and a post-secondary degree    50
  2. With Canadian work experience and a post-secondary degree    50
  3. With good/strong official languages proficiency (Canadian Language Benchmark [CLB] level 7 or higher) and foreign work experience    50
  4. With Canadian work experience and foreign work experience    50
  5. With good/strong official languages proficiency and a certificate of qualification    50

内容を見ても、「Skill Transferability」というタイトルがいまいちピンとこないのですが、内容だけでいうと

カナダ国内外での就労経験と語学経験豊富?豊富ならエクストラポイントあげちゃう!

みたいなイメージです。100/1200なので、それほど比重は大きく無いのですが、日本での就労経験はある自分としては、もうちょっとくだせえええって気持ちです。

3. Additional Factors (600/1200)

Additionalという割には全体の半分も占めてしまうこのFatcors。内容は、

  1. Brother or sister living in Canada (citizen or permanent resident)    15
  2. French language skills    30
  3. Post-secondary education in Canada    30
  4. Arranged employment    200
  5. PN nomination    600

まず、注目したいのが「PN nomination」ですが、600って、それだけで資格取れますやんと思いますよね。

かるーく調べたところ、PN nominationは各州が提供しているプログラムで、企業から就労ビザを取得してサポートしてもらえる人が州から推薦してくれるものらしいです。

日本人でも割とnominateされている人はいるみたいで、Youtubeにも推薦を受け取った方の動画が上がっていました。永住権サポートをしてくれる会社が見つかれば、こちらに応募すれば600ポイント獲得できるので、そのほかのポイントが低い方は必須のプログラムとなりそうです。

 

BritishColumbiaのRequirementsはこちら。

Arranged employmentは、特定の職種にカナダで就労している場合に得れるポイントのようです。

あとは、2nd official languageであるフランス語能力と兄弟とかカナダ住んでるか?次第でポイントを獲得できるようです。

実際に自分のポイントを計算していく

計算にはこちらのサイトを使用していきます。

https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/express-entry/eligibility/criteria-comprehensive-ranking-system/grid.html

私のスキルについて

計算に必要な私の詳細を載せておきます。

  • IELTS 7.5
  • 高専卒
  • カナダでの就労経験ゼロ
  • 日本での就労経験3年以上
  • ソフトウェアエンジニア
  • 年齢25歳
  • 配偶者あり(配偶者のIELTS 7/カナダ就労経験無し)

計算していきましょう

1. Human Capital Factors(A+B) (231/500)

私の合計(A) 220

  • Age    100
  • Education    91
  • English IELTS 7.5=CLB9    29
  • French     0
  • Canadian work experience     0

妻(B)の合計 11:

  • Education     8
  • English = CLB 7    3
  • Canadian work experience    0

Level of educationは高専の場合、

Two-year program at a university, college, trade or technical school, or other institute

に当てはまるのか?が疑問ですが、degreeとは書いていないので、一旦こちらで進めてみます。

2.  Skill Transferability Factors (100/1200)

  • with good english and degree    50
  • Canadian work experience and degree    0
  • Foreign work experience and language    50
  • Foreign work experience – With Canadian work experience 0

こちらも高専の場合、

Two or more post-secondary program credentials AND at least one of these credentials was issued on completion of a post-secondary program of three years or longer

on completion of a post-secondary program of three years or longer

部分が不明瞭だったので、低めの50に設定しました。

3. Additional Factors (0/600)

  • Brother or sister living in Canada who is a citizen or permanent resident of Canada    0
  • Scored NCLC 7 or higher on all four French language skills and scored CLB 4 or lower in English (or didn’t take an English test)    0
  • Scored NCLC 7 or higher on all four French language skills and scored CLB 5 or higher on all four English skills    0
  • Post-secondary education in  Canada – credential of one or two years    0
  • Post-secondary education in  Canada – credential three years or longer    0
  • Arranged employment – NOC 00    0
  • Arranged employment – any other NOC 0, A or B    0
  • Provincial or territorial nomination    0

フランス語スキルとカナダでの就学就労経験ゼロということで、Additional Pointはゼロとなりました。

合計

ということで合計は、331ポイントとなりました。

このままでは、最低ラインの450に到達しないようです。

カナダで1年就労した場合もみてみましょう。

カナダで1年就労した場合

1. Human Capital Factors(A+B) (231+40/500)

私の合計(A) 220

  • Age    100
  • Education    91
  • English IELTS 7.5=CLB9    29
  • French     0
  • Canadian work experience     35

妻(B)の合計 11:

  • Education     8
  • English = CLB 7    3
  • Canadian work experience    5

2.  Skill Transferability Factors (100+38/1200)

  • with good english and degree    50
  • Canadian work experience and degree    13
  • Foreign work experience    50
  • Foreign work experience – With Canadian work experience 25

3. Additional Factors (0+50/600)

  • Brother or sister living in Canada who is a citizen or permanent resident of Canada    0
  • Scored NCLC 7 or higher on all four French language skills and scored CLB 4 or lower in English (or didn’t take an English test)    0
  • Scored NCLC 7 or higher on all four French language skills and scored CLB 5 or higher on all four English skills    0
  • Post-secondary education in  Canada – credential of one or two years    0
  • Post-secondary education in  Canada – credential three years or longer    0
  • Arranged employment – NOC 00    0
  • Arranged employment – any other NOC 0, A or B    50
  • Provincial or territorial nomination    0

 

となり、就労経験による追加ポイントが+128合計459最低ラインの450ポイントはギリギリ超えれそうです!

ただ、その年の倍率などの運もあるため、1年では確実に永住権を獲得できるわけではないので、1年目は取得できずに、2年目でポイントを稼ぐ、もしくはPN nonminationを応募してみることが必要になりそうです。

終わりに

今回は永住権を取得するために必要なCRSの計算方法について紹介してきました。

今後もカナダの情報や、エンジニアに役立つ情報、海外移住におけるTipsなども発信していきますので、こちらの記事が有用だった!、もっとこういう情報知りたい!という方はぜひ私のTwitterをフォローしてみてください!