はじめに
みなさん、こんにちはほっしゃんです。【カナダ移住までの道のり】では、2020年12月頃に移住予定の私が取得した情報などをまとめたり、移住までに行った内容についてご紹介していくシリーズとなります。(執筆現在2020/5/8)
前回の記事では永住権の取得方法について調べた内容をまとめました。

今回は、前回の記事「就労しないと永住権は得ることが難しい」とい結論から
就労ビザの取得方法
について、公式サイトを元に調査内容をまとめていきたいと思います。
公式ページ

https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/work-canada.html
前回の記事同様、今回も公式ページの内容を確認し、就労ビザの取得方法について簡単に確認していきます。
最初に、公式ページにある就労ビザ取得に関するページ(上に掲載した画像)を確認していきます。
descriptionを読む限り、「Get a work permit」を見れば、applyの方法とapplyの要件について知ることができそうです。
Get a work permit

https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/work-canada/permit.html
前回と似たようなレイアウトの画面が表示されました。私の場合、caregiver(介護者)でもstudentでもないので、「International Experience Canada」もしくは「Temporary Worker」となりそうです。
International Experience Canada(IEC)について
こちらは日本で一般的に言われるワーホリ(working holiday)ビザのことのようです。
Temporary Worker

https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/work-canada/permit/temporary.html
また、同じフォーマットがずらっとでてきました。(もうちょっとUIいい感じにしてもいいのに)ざっとみた感じ、ここでやっと知りたい情報に辿り着けたみたいなので、必要な項目だけ一ずつみていきましょう。
2種類の就労ビザ(Types of work permits)

Work Permitには下記の2種類が存在するようです。
- Open work permits
- Employer-specific work permits
Open work permit
下記2点を満たしている場合はこちらのビザを取得することになるようです。
- 雇用者がこのリストに載っていないこと
- 雇用者が性サービスを提供していなこと
どちらも、エンジニアが働くような会社であれば問題なさそうですが、
「ビザサポートしてあげるよー」と言うだけ言って立場の弱い外国人労働者を雇うケースもあるみたいなので、ジョブオファーが会った際は念のためリストにいないか確認してもいいのかもしれません。
こちらのyoutubeでもビザサポートすると言って、最終的に「120万くれないとサポートしない」と間際になって言われた体験談を語られています。
Employer-specific work permits
こちらに該当するような、一般的な職種とは少し異なる職業の場合はこのwork permitが該当するようです。このwork permitを取得した場合は、ビザ支援してくれる会社だけで働くことが可能になるようです。
ビザ取得にかかる時間(Check processing time)

こちらのページでは、ビザ取得にかかる時間を見れるようです。work permitをカナダ国内で取得する場合は89日かかるようです。
ビザ取得のための要件(Eligibility)
応募者全員に当てはまる要件

work permitに応募する人全員下記の要件を満たす必要があるようです。
- work permitが切れたらカナダを出国することを証明しなさい
- カナダ滞在と帰国のために必要な資金を所持していることを示しなさい
- 犯罪やめてちょ
- カナダにとって危険なことやめてね
- 健康診断受けてね
- 雇用者がこのリストに載っていないこと
- 雇用者が性サービスを提供していなこと
- 入国時に必要なドキュメントは全部出してね
こちらは特に厳しい要件はなく、普通の人であれば問題がなさそうです。
ただ、カナダ出国の証明と所持金の証明に関する方法がはっきり示されていないのが気がかりです。
カナダ国内から応募する際の要件

- valid work permitを持っていること
- 配偶者がvalid work permitを持っていること
- いずれかを卒業していること
- Canadian university
- community college
- CÉGEP
- publicly funded trade/technical school, or
- other eligible school
- 6ヶ月以上使用可能なtemporary resident permitを所持していること
- カナダ国内で永住権の可否を待っていること
- work permitなしで働くことが許可されているが、別の仕事をするのに必要となっている
- NAFTAに基づいたtrader, investor, intra-company transferee or professionalのいずれか
you can only apply for a work permit if you have a valid work permit?
後半は理解できるのですが、valid work permitがないとwork permitに申請できないというのはどういうことでしょうか?
「マイナンバーカード申請にはマイナンバーカードを所持していないといけません。」みたいな、矛盾。「valid」という形容詞をあえて使用しているところから推測するに、「work permit」を所持している人は「期限が切れていないwork permit=valid work permit」を持っていないとダメよ。ということでしょうか?確信は持てませんが、コンテキスト的にはそうでないとおかしいので、そう思うことにします…
temporary resident permit(TRP)とは?
公式サイトにもありますが、分かりやすかったのでこちらのサイトの言葉を借りると、
A TRP is only given to a person if their need to come to Canada outweighs the risk of that person being in the country
国にいることがリスクとなるような人がカナダ国内に入る必要がある時にTRPが発行される
とのことです。私はおかしなことしていないので、当てはまりません。
で、要件は当てはまってるの?
either if you ~ or you ~.みたいな書き方であれば、どれか当てはまればいいんだな!となりますが、「if you」しか書かれていないので少し曖昧です。
ただ、全部当てはまる人は確実にいないので、どれかに当てはまればいいということだと思います。高専を卒業しているいうことで、technical schoolもしくother eligible schoolには当てはまるため、要件を満たしてるといえそうです!
Work Permit 応募方法

- 必要なものを揃えてね(クレカと書類)
- ガイドを読んどいてね(必要書類も記載されている)
- オンラインでいくつか質問答えてね
- いくら払わなあかんか覚えといてね(work permit fee $155≒¥約1万)
- オンラインアカウント作ってね
必要な書類(必要事項抜粋)
- a copy of the LMIA provided by ESDC, if applicable, and a copy of your job offer letter from your prospective employer;orthe Offer of Employment number (The Offer of Employment number starts with an “A” and is followed by 7 numbers). Your employer should provide it to you;
- evidence that you meet the requirements of the job, possibly including specific educational requirements and a valid Canadian provincial or territorial trade certificate
簡単にいうと下記3点が必要になります。
- LMIA
- job offer letter
- evidence that you meet the requirements of the job
LMIA(Labour Market Impact Assessment)とは?
公式サイトによると、雇用者が取得しなければいけない書類で該当リストに当てはまる人以外は全員取得が必要のようです。(work pemitを持つ人の配偶者など)
残念ながらsoftware enginnerは必要となるようなので、LMIAを雇用者に申請依頼しないといけないようです。
LMIAはなんなのか?については、日本語であれば下記のYoutubeで丁寧に解説してくれています。
終わりに

ネットに落ちている情報を見ていたので、ある程度何が必要かは確認していたのですが、1次ソースを見ないと不安な私としては、必要なものが明確に分かったのでブログにしてよかった~と感じています笑
しっかりと踏み込んで書いていない部分もありますが、とりあえず就労ビザが欲しければ、
例のリストに載っていない会社を探して、job offer letterとLMIAを発行してもらえれば、申請はできるということになりそうです。
事前調査レベルでのまとめなので、情報が不完全な部分もあるかもしれませんが、渡航後に実際に取得する際に不足している情報や気をつけるべき点などについて記事を書いていきたいと思います。